1ヵ月ほど前の事ですが丹後食材研究会「野蒜の会」で
山菜を摘みに行ってきたので、
今日は、その時の事をお届けします。
山菜を摘みに行くと言っても、むやみやたらと山へ行くわけに行きません。
目的の山菜がある所や山菜摘みをしても良い所など知識が必要ですので
今回は山に詳しい方に山菜の事など説明していただきながら行ってきました。
集合場所へ向かう途中「ワラビ」と「浅葱(あさつき)」を摘みました。
いつもの調子で写真を撮ろうとカメラをワラビに向け
シャッターを押すのですが写真が撮れません。
前日にカメラのバッテリーを充電したまま
バッテリーを家に忘れてきました・・・。
水戸黄門のうっかり八兵衛なみにうっかりしています・・。
今回も携帯電話が大活躍です。
集合場所は山深い場所。花粉症の私は覚悟を決めております。
山の中へ入っていくと何か見つけようと
私はキョロキョロしてしまいました(^^ゞ
植物の事や土の事など色々話を聞きながら山深くまで歩いていきます。
綺麗な水が流れ来る所に「谷水菜」がありました。
山で谷水菜を見るのは初めてで、
私1人だと完全に見逃してしまいます。
次は「山葵」を摘むためポイントを変えます。
少しルートを変えただけで一面に山葵の花が咲いています!!
花山葵を摘んでいると水の中に生えている山葵はミネラルを蓄えるためか
根が大きく育つそうで立派な山葵もありました。
ほんと勉強になります。
移動中に動物が掘った穴を見つけました。
興味はありましたが、もし覗いて熊でもいたら・・。
危険な事はやめましょう。
次は「コゴミ」を探しに車に乗り込み、ポイント変更です。
到着した場所にはコゴミが沢山ありました。
ちょっとした川を渡ると「うるい」もあったそうですが、
私は他の場所にいたため摘めませんでした・・・。
海辺とは違う風景に心癒されます。
独活(うど)・こしあぶら・たかのつめ・屈(コゴミ)・タラの芽・蕗(ふき)・
野蒜(のびる)・甘草(カンゾウ)・谷水菜・花山葵・蕨(わらび)・浅葱・
クレソン・うるい・イタドリなどの
山菜を摘んだので調理場へ向かい調理開始です。
野蒜の会のメンバー岩西シェフがこの度お店をオープンされたので
今回は岩西さんのお店、欧風ダイニング「クッチーニ」の厨房にて調理致しました。
今回はコンソメの取り方なども教えていただきました。
私は思っていた以上に沢山の種類の山菜が採れ、
歯触りや食感、酸味やえぐみ、甘味や辛みなどの
個性豊かな所が面白く食べたいと思い、
それぞれの山菜を下処理しコンソメで下味を付け
紅芋酢の酢味噌を掛け、最後に山葵の花を散らした物を作りました。
他のメンバーは蕗を使ったニヨッキや
山菜とラムのグリルを添えた食べるコンソメスープなどを作られました。
とても美味しかったです!!
今回の野蒜の会の後、当館では、
山菜の胡麻和えを朝食にお出ししたり
山葵菜と平目の昆布〆を和え、たんぽぽを添えた物や
カンゾウの酢味噌掛けに土筆を添えた物など出し致しました。
これからもドンドンと丹後の魅力を探していきます!!
丹後旅の宿 万助楼
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