自然豊かな環境。
海の恵、山の恵、田畑の恵
三つの宝を手仕事に乗せて。
この地にお越しいただいたからこその料理
当館前は漁港、磯場、砂浜に囲まれ、
一年通して豊富な魚種が目の前の漁港に水揚げされます。
朝のセリに行きどんな魚で料理するか、
その日の献立を立てるのが朝の仕事。
万助農園では安心で安全なお野菜を作り、
必要な野菜を必要なだけ収穫します。
魚、野菜、米、味噌、牛肉までも丹後産。
日本一だとは思っていませんが、
しみじみ美味しい食材ばかり。
それを生み出す生産者さんと、
この大自然が私たちの宝物です。
丹後の食材を、どのように調理し、
どのように組み合わせ、
お出しするかが万助楼のお料理です。
当館のお料理を風土と共にお召し上がり下さいませ。
万助楼・板長 大町 英継
ここ丹後は長寿の町その要因は食にあるのではないかと言われております。
当館の朝食は丹後の食習慣であるフレッシュな海草やお野菜を中心とした、「丹後のおばんざい」をお出しいたします。
けっして華やかではございませんが、滋味深い丹後の郷土食をご飯を片手にモリモリと召し上がっていただきたく思います。
朝食の卵かけご飯、三種の醤油
当館の朝食の名物の一つが卵かけご飯です。丹後の地卵は殻が硬く黄身と白身の力強さは流石です。
ご用意するお醤油は三種類、酒粕しょうゆ、燻製しょうゆ、梅鰹しょうゆ、山椒しょうゆ、カニしょうゆ等々シーズンによって変わります。お楽しみに!
鰆(さわら)
京都府は鰆の漁獲量が日本一!
一年を通しておいしい鰆が水揚げされ、2.5キロ以上の物が脂もあり味噌との相性が良い。
身が柔らかく鮮度が落ちやすいため、お造りでおいしく食べられる時間は短い。
冬に水揚げされた寒鰆は特に最高。
岩牡蠣(いわがき)
丹後の岩牡蠣は良く身が太り、非常に濃厚でクリーミー!
良質の植物性プランクトンが豊富な海がもたらす夏の味覚!
鳥貝(とりがい)
「大きさ」「肉厚」「味覚」三拍子そろった丹後の鳥貝は日本一!
噛むほどに旨味がにじみ出る美味しさは正に絶品!
のどぐろ
白身のトロと言っても過言ではない。
都会ではほとんど口に出来ない高級魚!
とろける美味しさを、ご賞味あれ。
松葉蟹
冬の日本海の食の王様「松葉蟹」。
11月から3月までと漁解禁期間は短く、近年では漁獲量も減少傾向にあります。
希少な松葉蟹は北近畿にある漁港から朝競りで買い付ける活け蟹を調理いたします。
幻の蟹と呼ばれる「間人蟹(たいざかに)」や青タグブランドで人気の「津居山蟹」をかに懐石でお召し上がりいただけます。
鰤(ぶり)
丸々と太った10キロほどの鰤が浅茂川漁港に並ぶ。
背より腹、尾より頭、に脂を持ち、「寒鰤」と呼ばれる最高においしい時期を迎える。
口に入れるとマッタリとした味わいは絶品。
当館の前にある「浅茂川漁港」の水揚げから、セリの様子を収めました。
「釣り」「刺し網」「覗き」「底曳」「定置」など様々な漁法で新鮮な魚が水揚げされます。
毎朝、せりに行きその日に使う食材を選んでおります。
御希望のお客様には、セリ見学もご案内いたします!
また11月から3月まではかに漁が解禁になり、漁港には鮮度抜群のかにが水揚げされて賑わいをみせています。