前回のブログで丹後の里山の山菜をご紹介いたしました。
今日は海の中でも春は芽吹きの季節なので、
ご紹介したします~!
当館の目の前の海は海草が豊富です。
漁師さんがメガネで海の中を覗いて海草をとって
来てくれます。
「アラメ」
見た感じ、ゴワゴワしているように見えるかと思います。
はい。ゴワゴワしてます(笑)
このゴワゴワしている海草の左右の
葉の部分を細かく刻んでいきます。
刻んだものをお椀に入れ、
熱いお味噌汁を注ぐと、
あっと言う間に鮮やかな緑になり、
特有の粘りがでます。
このアラメの味噌汁は
当館の通年、朝食のみそ汁でございます。
なのでこの時期に一年分のアラメを刻みます。
なんてったって一年分ですからね、、、。
そりゃもう、刻んでも刻んでも、、、、、、、。
毎年の事ですが、
5時間刻んでおりましたので。
肩と肘を脱臼するかと思いました(笑)
そしてもう一つ
「神馬草」
こちらの海草は、粒々が沢山付いている
海草なのですが、子孫繁栄の願いを
込めて婚礼のお料理に使われたりします。
名前の由来も神様の乗る馬の尻尾が似ている。
とか、神様の乗る馬が食べていた。とか、
聞いたことがございますが、正式には
ホンダワラと言う海草です。
太い茎から柔らかい部分だけを、扱き落として
湯引きします。それを保存しておきます。
それをサッと炒めてご朝食にお出しします。
当館のある地域では海草をフレッシュな状態で
調理し、食べるのが食習慣でございます。
もともと流通さるには乾物にしてからですが、
やはり生の物は風味、食感が最高です(^^)
神馬草も沢山仕入れましたが、
一年分とはいきませんですが、
しばらくはご朝食にお出しさせて頂きます。
前回と今回で春の息吹を
山と海、それぞれご紹介しました。
長かったカニシーズンも終わり、
春の丹後の美味しい物をお出ししてまいます。
さて、次回は何をご紹介いたしましょうか(^O^)
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丹後旅の宿 万助楼
京都の最北端、京丹後市、網野町で
旅館を続けて100余年!
温泉とお料理でゆっくりと。
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