スチームコンベクション(通称スチコン)という機械がありまして、
以前のブログでも書いたことはありますが、蒸したり焼いたり、
蒸し焼きにしたりと、こちらの要望に1度、1%の単位で答えてくれる
優れ物でございます^_^せっかくなので過去のブログもどうぞ。
過去ブログ→「それぞれに」
https://www.mansukero.com/blog/?p=5358
そんな優れ物の機械をどう使うか!料理人が少ないお店でも
如何にクオリティーの高い物を出せるのか!と言う応用編のセミナーがラショナルジャパン主催で行われ、講師として丹後は弥栄町にある「魚菜料理 縄屋」さんが務められました。
丹後に野蒜の会と言う料理仲間が降りまして、
そのメンバーも数人調理の補助として同行させてもらいました。
どのようなセミナー内容で行くのか、事前に打ち合わせを行い、
包丁と白衣を持って、いざ、京都市内へ!!!
同じ京都府でも上と下ですので2時間半の走行です(笑)
セミナー会場に着いたら、先ずは仕込みと導線の確認です。
あらかじめ用意していただいていた炭を入れるコンロが小さかったりと、
若干の事はありましたが、ホームセンターで大きめを調達して難なく回避!
セミナーが始まる時間になり受講される料理人もどんどん来場されてました。
当初は多くて30名程と聞いていおりましたが、なんと50名の参加者でした!
中には超有名な料理屋の板長さんも来られています^ ^
私は料理のシビアな火入れ!と言うポイントをスムーズにお出しするのに
徹しなくてはならないので、普段している料理とは違う料理の
段取りを聞きながら進めていました。
すると、なんか懐かしい気分になってきたのです!
それは修行時代に野菜の切り方や切る大きさなどを確認しながら段取りしたり、
料理の手順や薬味の用意など聞いている感覚が懐かしかったです(^^)
ではお料理の一部をご紹介しますね 。
「鯛の松皮造り」
卸さずに鯛を丸々1匹スチコンに投入して造る事によって、
旨味の逃げる所を無くした手法です。
「鴨塩焼 鴨のスープとともに」
鴨に芯温計をさし、バトー(胸の部分の骨付き)の状態で鴨の温度と
庫内の温度を20℃差で加熱していき、狙いの温度で取り出し、
塩をしておき、仕上げに炭火で油を落としながらやきます。
鴨の骨のダシはスチコンの中でとっていきます濁らず澄んだスープがとれます。
「鰆の塩焼」
この火入れの加減は説明しても伝わらないのでやめます(笑)
焼物として成立するコントラストが感じられる一品です(^^)
最後は縄屋さんご夫婦を中心に、成功を示すグッジョブポーズで撮影です(^O^)
今回は貴重な経験をさせていただきました!感謝です!!
丹後旅の宿 万助楼
京都の最北端、京丹後市、網野町で
旅館を続けて100余年!
温泉とお料理でゆっくりと。
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