京都丹後・網野の竜宮城 丹後旅の宿 万助楼

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若大将ブログ!「丹後は魅力の玉手箱」

カテゴリ:日記

秋の実

2009.9.18 日記 

 

 

 

 

 

ジリジリと照りつける日差し、赤道付近は日差しがきついです!

植物を見てみてもバナナの木が密集しています。

一足遅れて夏休みです!…………………すいません。

外国旅行に行ったふりをしてしまいました。

 

 

 

知人の畑にバナナの木があるのですが、

この土地では食べられるほど実はつかないそうです。

 

ここに来た目的は畑の裏山にある「むかご」を摘みにきました!

「むかご」は自然薯の実です。

 

 

 

自然薯からツルがのび木々に巻き、そのツルに出来るのです。

逆に言うと「むかご」のツルをたどって行くと自然薯があると言う事です。

 

むかごを素揚げしてもおいしいですし、すり身に入れて真薯にしたり、

味ご飯に混ぜても、おつな味です。

秋の味ですね。

今度は自然薯掘りにも挑戦したいと思います。

 

 

 

おいしいぶどう

2009.9.15 日記 

 

 

9月12日、「自然公園ふれあい全国大会」の式典があり、

大将(父)が環境大臣賞を受賞しました。

詳しくは後日にご紹介します。

13日は峰山町で「自然公園ふれあい全国大会」の一環で、

「エコツーリズム・シンポジウム」が行われ、

基調講演で世界最優秀ソムリエコンクール優勝された、

田崎真也さんがお越しになられました

 

そのシンポジウムではブースが設置され、

丹後の特産品が販売されたのですが、

当館にもブースでの特産品販売のお誘いがあったので、

参加させていただきました。

午前11時から、いつものように、

丹後寿司・ゴマ豆腐・地鯖寿司・七姫巻き・鰆西京漬けを販売していると、

田崎真也さんが各ブースを回って、お話をしておられました!

当館のブースにお越しになられた時は、「ゴマ豆腐」を試食していただきました。

「ゴマの香りが良いし、癖になる後口だ。」とお言葉をいただき光栄であります。

 

当館のブースにお越しになられた時に、写真を撮ろうと思いましたが、

ごま豆腐をご試食していただいてるのに、

目の前でカメラを向けることは、出来ないので

隣のブースにおられる時がシャッターチャンスでした。

 

 

 

隣のブースでは、大道さんという農家の方が出店なさっていたのですが、

大道さんは、特にブドウの生産に力を入れておられ、

オリンピアという貴重なブドウからワイン用のブドウまで作っておられます。

大道さんのブドウを二つご紹介します。

 

 

 

このオリンピアと言うブドウは、とにかく香りと甘みが最高です。

「みずみずしい」という表現するほど、水分が多いブドウではありませんが、

その分、香りと甘みが凝縮されています。

このオリンピアは雨にあたると皮がすぐに弾けてしまい、

商品にならないので、生産が非常に難しく、今年の長雨では苦労されたそうです。

東京でサミットが行われた時の晩餐会のデザートに、

当初は桃が予定されていたそうですが、急遽オリンピアに変更されたそうです。

その事から「サミットブドウ」とも呼ばれるそうです。

 

 

 

これは「京早晶」という種類で、種は無くついでに香りもありません。

皮が薄いので皮ごと食べると、程よい果肉の甘さと適度な皮の酸味だけなのですが、

妙に癖になり、今ブログを書きながらムシャムシャ食べております。

 

私は、大道さんのオリンピアがとてもおいしかったので、来年の夏は、お客様にお出ししたいと思います。

田崎さんは、生食ブドウはどの品種がお好きか、聞いておけばよかったと、

今になって思っております。

 

 

放牧中!

2009.9.11 日記 

 

 

前々回のブログで丹後の牛「京たんくろ和牛」の事をご紹介いたしました。

赤身のおいしい短角和種(母)と、

脂のおいしい黒毛和種(父)の交雑牛である「京たんくろ和牛」。

その母牛の放牧してある日本海牧場に行ってきました。

ちなみに当館から車で5分です。

牧場内を歩いて行くと…………!

いました!

 

 

 


 

 

海の見える牧場!珍しいのではないでしょうか?

海からの風が心地よく私もしばらく放牧されていました。

 

 

 

人に馴れているのか、私を牛だと思っているのか、

近づいて撮影してみても逃げませんでした。

 

潮風にあたっているから、

塩を使わなくてもいい肉になったらおもしろいですね。
しっかり食べてたくさん京たんくろ和牛を生んでください!

 

丹後旅の宿 万助楼
ホームページ
https://www.mansukero.com/

 

 

行ってきました。

2009.9.6 日記 

昨日、隣町の御旅市場という商店街でフリーマーケットが行われ、

当館も出店してきました。

ちなみにこの御旅市場は日本一短い商店街だそうです。

 

9月に入り底曳き漁が解禁になり、

沖ギスが水揚げされているので、沖ギスでさつま揚げを作ります。

 

 

 

 

三枚に下したのちミンチにかけ、玉ねぎ、紅ショウガ、

卵に調味料、そしてたっぷりの優しさを入れよく混ぜます。

後はエゴマの葉を付けて揚げるだけです。

 

 

 

販売商品はキスのさつま揚げ、ゴマすり豆腐、

七姫巻き、丹後寿司、わさびのり。

おかげさまで三百個のさつま揚げも完売いです!

そして来週の日曜日にも、

峰山文化会館での出店のお誘いがございましたので出店してきます。

うれしい事に、その時の七姫巻きのご予約もいただきました。

ありがとうございました。

 

 

おいしかった。

2009.9.5 日記 

先日、万助楼のスタッフ全員で、

京都北山にある「和牛焼肉南山」さんに行って参りました。

前回のブログにも書きましたが、

南山は生産者さんのところまで行き、

安心で安全なお肉だけを一頭仕入しておられます。

 

 

南山さんは、岩手の短角牛、黒毛和種の近江牛、

そして丹後で生まれ育った京たんくろ和牛、

の三種和牛を扱っておられます。

当館でも丹後で生まれ育った、京たんくろ和牛をお出ししておりますが、

他の種類のお肉と食べ比べをしたことがないので、

今回は南山さんで食べ比べをさせていただきました。

 

 

 

まずは前菜、京たんくろ和牛のにぎり、京たんくろのタタキ、

チヂミ、糸瓜とハチノスの酢味噌和え。

当館でも京たんくろ和牛の握りやタタキお出しする事はあるのですが、

当館の調理方とは違い、とても勉強になりました。

チヂミも桜エビやカボチャが入りおいしかったです。

 

 

 

次はお刺身!「京たんくろ和牛のうちもも」に「ユッケ」「近江牛のリブロース」

京たんくろ和牛のうちももは、非常に味わい深いお肉!

うちももという部位は脂が少ないので赤身本来の旨みなのでしょう、

とてもおいしいです。私はこの京たんくろ和牛のうちももが好きで、

当館でお出ししています。

近江牛は黒毛和種なので脂がおいしくやわらかなお肉です。

リブロースはステーキや、しゃぶしゃぶなどでは食べた事がありますが、

今回のようにお刺身は初めてでおいしく頂きました!

 

 

 

 

次は焼き肉の盛り合わせ。

近江牛のブリスケ、京たんくろ和牛のももの角切り、

京たんくろ和牛の上ロース、いわて短角牛のサーロイン、

近江牛の特上ロース、と盛りだくさん。

ブリスケという部分を初めていただきました!

ブリスケはレモン塩で、京たんくろ和牛のももは、

わさびでいただいたのですが、

味が濃いというか、しっかりしているというか、

赤身の旨さですね!もっと食べたくなりました。

他には、京たんくろ和牛のヒレステーキや

 

 

 

近江牛の焼きすき。

焼きすきはサッと炙り焼きにし、器に割下と卵黄が入っているので、

それに付けていただきます。

ほんとに研究され、お肉以外にも美山町の野菜だとか、

近江米のご飯だとか素材へのこだわりが感じられます。

南山さんは焼き肉のお店ではなく、

焼き肉料理のお店なのですね。

いろいろ勉強になりました、また行きたいです!

ごちそうさまでした。

 

http://www.nanzan-net.com/

 

南山さんのホームページ

 

 

 

 

勉強会

2009.8.31 日記 

 

海水浴も終わり、浜辺が少し寂しく感じますが、

次は秋が来ます!食欲の秋です!秋になると松茸や栗、

そして、丹後コシヒカリ新米の季節です。

おいしいですよ。

 

そしてこの秋、万助楼に登場するプランがございます!

 

 

「京たんくろ和牛」を二種類のしゃぶしゃぶで召し上がっていただくプランでございます。

「京たんくろ和牛」?「二種類のしゃぶしゃぶ」?と?マークが2つ出てきたのではないでしょうか!

まずは「二種類のしゃぶしゃぶ」から御説明!

ひとつはオーソドックスな昆布出しにお肉をくぐらせ、

万助特製の熟成ポン酢で召し上がっていただきます。

もう一つのしゃぶしゃぶは、焼しゃぶです。

アツアツの石の上にジュ~っとお肉をのせ、

その上に水菜と万助楼特製「黒ニンニク味噌」

(黒ニンニク味噌も後日ブログで紹介します)を乗せクルッと巻いてお口へポン!

そんな二種類のしゃぶしゃぶを食べ比べて下さい。

 

「京たんくろ和牛」とは、赤身のおいしい短角牛を母に、

脂のおいしい黒毛和牛を父に持ち、丹後の海の見える山で放牧され、

ヘルシーで旨みの強い、簡単に言えば良い所取りのお肉なのです!

すいません。ちょっと簡単に言いすぎました。

これも後日しっかりとご紹介いたします

 

本日、今から万助楼のスタッフで京都の北山にある焼肉料理屋南山さんにお邪魔いたします。

お店の社長様は牛を育てている牧場まで行き、

安心で安全な牛を1頭仕入しておられるんです。短角牛は岩手から、

黒毛和牛は近江の近江牛、そして丹後の京たんくろ和牛!

それぞれの牛を食べ比べさせていただき、勉強させていたきます。

南山の社長様は何度かお目にかかった事があり、当館にもご宿泊いただきました。

とても笑顔の素敵な方です。

では、スタッフ全員でお肉の勉強に行ってきます。

 

ブログをブログで

2009.8.27 日記 

お客様の御言葉は、いい事も悪い事も万助楼の肥しにさせていただき、
お客様に育てていただいていおります。

お客様が帰られたあと、お客様のブログで当館のことを載せていただいている事があります。
そんなブログをブログでご紹介!

http://usagiitigo.blog118.fc2.com/blog-category-3.html

 

http://wa2966.blogten.jp/224167.html

http://wa2966.blogten.jp/224856.html

塩ウニ

2009.8.24 日記 

当館のスタッフの中に寺田さんという、

ウニ獲り漁師の奥さんがいて、

夏は家業のウニ獲りや塩ウニ作りを頑張っておられます。

そのお宅へ勉強に行ってきました!

 

 

 

塩ウニを作るのには「バフンウニ」という、

針が短く小さいウニを使います。

素潜り漁でウニを獲るのは、72歳のご主人の仕事。

素潜り漁が出来るのは、夏の約1ケ月だけで、

その中でも1日のうち朝9時から午後2時まで!

 

 

 

 

獲ってきたウニを割り身を出しそれを海水で奇麗に洗い、

ザルに並べて塩を振ります。

この塩加減が難しい!

 

 

 

これは赤ウニと紫ウニです。

右下の紫がかったのが紫ウニです。

海の中で見ると、もっとはっきり違いがわかります。

他にもクロウニという種類のウニがいますが、

クロウニは水温が冷たい春が旬!夏は身が少ないです。

クロウニは見つけやすいですが、

赤ウニや紫ウニは岩の裏や岩の間にいるので見つけにくいです。

私は中学生の頃、友達と素潜りをして遊んでいました。

  サザエ・アワビ・トコブシ・ウニを獲ってきては、

食べていました。

(密漁なのですが、もう時効ということで、

カミングアウト!漁師さんすみませんでした。)

 ウニは身を取り出してから、

鮮度低下が激しく味がどんどん低下していきます。

 

写真を撮っていると、「ハイ、食べたら。」と、

寺田さんがウニを割ってくれたのですが、

そんな貴重な物をいただくなんて、気が引けます!

しかし、カメラをぶら下げレポートをしている以上、

生ウニの美味しさを、

ブログを通じて一人でも多くの方にお伝えする使命もございます!

と言うことで、「いただきま~~~~~す!!!」

 

 

 

 

「ん~~~~~~~~っ!!!」肉厚のウニ!

「おいしい!」という当たり前の表現しか出来ないのが悔しいです。

 獲れたてのウニを割りたてでいただく。これ以上はありません。

とにかく濃厚な旨みが口いっぱい広がります。

当館は夏のシーズン中、生ウニをお出ししております。

ウニの頂点を味わってみてください。

 

 

 

 

 これが寺田さん特製の塩ウニです。

 レトロな雰囲気のパッケージが私は大好きです。

 お酒のあてに最適!私はアルコールが苦手なので、

 熱々のご飯といただいております。

 塩ウニがおいしくて、

 毎晩ご飯を多めに食べてしまっています。

 もうすぐ食欲の秋なので、良いとしましょう。

 

  

 

  

 

 

 

 

セミの抜け殻

2009.8.20 日記 

 

8月も後半にさしかかってきてから、良い天気が続きます。

嫌なわけではありませんが、海水浴シーズンなのに、

お盆前までさんざん雨が降っていたのが遺憾です。

せめて7月の後半くらいからは、晴れて欲しいものです!

まぁ、お盆を過ぎたからと言って、海水浴が出来ないわけではありませんので、

是非是非、海水浴にお越しください!

「お盆を過ぎると、クラゲが出る」と思っておられる方がおられますが、

お盆とクラゲは関係ありませんので安心して下さい。

7月でも8月でも出る時は出ます!(--)y-゜゜゜

 

 

 

昨日、セミの抜け殻を久しぶりに見ました。

初めて見たのは小学校低学年の頃、

隣に住む幼馴染の友達と見つけました。

当時、セミの抜け殻がとてもカッコよく見えたのを覚えています。

 

「セミは土の中で長い年月生き続け、

地上に出てきてたった1週間で死んでしまう。セミは儚い!」

このような表現をたまに耳にする事があります。

本当に儚いのでしょうか?土の中で何年も生きているのであれば、

セミにとっては土の中がホームなのではないでしょうか?

 

 

 

 

セミもまだまだ鳴いてますし、夕方の日差しもまだまだきついです。

夏はこれからかもしれませんよ。是非丹後へお越し下さいませ。

 

 

連携プレー。

2009.8.6 日記 

 当館と同じ浅茂川にある旅館の「てり吉」さんから、

 「間人(たいざ)漁港で30キロの、

 シビ(ホンマグロ)が獲れたから半分ずつ買わない?」

 と、電話を頂き、30キロのシビを半分買いました。

 「てり吉」さんは、仲買人の権利を持っておられるので、

 水揚げなどの情報が早く入るのでしょう!

 

 今回のようなネットワークをどんどん結んでいきたいと思います。

 私は10キロほどの魚しか触った事がないので、

 上手におろせるか少し心配です。

 

 

 

 それにしても大きいですね!

 水洗いするだけでも一苦労です。

 (ちなみに水洗いは、「てり吉」さんがしてくれました。)

 どれだけ大きいかというと、

 

 

 

 間違わないでください!シビは奥で、手前は身長160㎝の人間です。

 魚になったつもりなのでしょうか?ふざけていますが、

 そっとしておいてあげましょう!

 

 

 

 お腹の部分です。冬に獲れるシビに比べると脂は落ちますが、

 今は夏です!私は、この位の脂が夏には丁度いいと思います。

 同じ魚でも水温や産卵時期など、季節によって、

 味が変わってきます。

 季節や魚によって味の引き出し方に、

 創意工夫を凝らしていきたいと思います。

 

 

 

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