ウニ獲り漁師の奥さんがいて、
夏は家業のウニ獲りや塩ウニ作りを頑張っておられます。
そのお宅へ勉強に行ってきました!
塩ウニを作るのには「バフンウニ」という、
針が短く小さいウニを使います。
素潜り漁でウニを獲るのは、72歳のご主人の仕事。
素潜り漁が出来るのは、夏の約1ケ月だけで、
その中でも1日のうち朝9時から午後2時まで!
獲ってきたウニを割り身を出しそれを海水で奇麗に洗い、
ザルに並べて塩を振ります。
この塩加減が難しい!
これは赤ウニと紫ウニです。
右下の紫がかったのが紫ウニです。
海の中で見ると、もっとはっきり違いがわかります。
他にもクロウニという種類のウニがいますが、
クロウニは水温が冷たい春が旬!夏は身が少ないです。
クロウニは見つけやすいですが、
赤ウニや紫ウニは岩の裏や岩の間にいるので見つけにくいです。
私は中学生の頃、友達と素潜りをして遊んでいました。
サザエ・アワビ・トコブシ・ウニを獲ってきては、
食べていました。
(密漁なのですが、もう時効ということで、
カミングアウト!漁師さんすみませんでした。)
ウニは身を取り出してから、
鮮度低下が激しく味がどんどん低下していきます。
写真を撮っていると、「ハイ、食べたら。」と、
寺田さんがウニを割ってくれたのですが、
そんな貴重な物をいただくなんて、気が引けます!
しかし、カメラをぶら下げレポートをしている以上、
生ウニの美味しさを、
ブログを通じて一人でも多くの方にお伝えする使命もございます!
と言うことで、「いただきま~~~~~す!!!」
「ん~~~~~~~~っ!!!」肉厚のウニ!
「おいしい!」という当たり前の表現しか出来ないのが悔しいです。
獲れたてのウニを割りたてでいただく。これ以上はありません。
とにかく濃厚な旨みが口いっぱい広がります。
当館は夏のシーズン中、生ウニをお出ししております。
ウニの頂点を味わってみてください。
これが寺田さん特製の塩ウニです。
レトロな雰囲気のパッケージが私は大好きです。
お酒のあてに最適!私はアルコールが苦手なので、
熱々のご飯といただいております。
塩ウニがおいしくて、
毎晩ご飯を多めに食べてしまっています。
もうすぐ食欲の秋なので、良いとしましょう。