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若大将ブログ!「丹後は魅力の玉手箱」

塩ウニ

2009.8.24 日記 

当館のスタッフの中に寺田さんという、

ウニ獲り漁師の奥さんがいて、

夏は家業のウニ獲りや塩ウニ作りを頑張っておられます。

そのお宅へ勉強に行ってきました!

 

 

 

塩ウニを作るのには「バフンウニ」という、

針が短く小さいウニを使います。

素潜り漁でウニを獲るのは、72歳のご主人の仕事。

素潜り漁が出来るのは、夏の約1ケ月だけで、

その中でも1日のうち朝9時から午後2時まで!

 

 

 

 

獲ってきたウニを割り身を出しそれを海水で奇麗に洗い、

ザルに並べて塩を振ります。

この塩加減が難しい!

 

 

 

これは赤ウニと紫ウニです。

右下の紫がかったのが紫ウニです。

海の中で見ると、もっとはっきり違いがわかります。

他にもクロウニという種類のウニがいますが、

クロウニは水温が冷たい春が旬!夏は身が少ないです。

クロウニは見つけやすいですが、

赤ウニや紫ウニは岩の裏や岩の間にいるので見つけにくいです。

私は中学生の頃、友達と素潜りをして遊んでいました。

  サザエ・アワビ・トコブシ・ウニを獲ってきては、

食べていました。

(密漁なのですが、もう時効ということで、

カミングアウト!漁師さんすみませんでした。)

 ウニは身を取り出してから、

鮮度低下が激しく味がどんどん低下していきます。

 

写真を撮っていると、「ハイ、食べたら。」と、

寺田さんがウニを割ってくれたのですが、

そんな貴重な物をいただくなんて、気が引けます!

しかし、カメラをぶら下げレポートをしている以上、

生ウニの美味しさを、

ブログを通じて一人でも多くの方にお伝えする使命もございます!

と言うことで、「いただきま~~~~~す!!!」

 

 

 

 

「ん~~~~~~~~っ!!!」肉厚のウニ!

「おいしい!」という当たり前の表現しか出来ないのが悔しいです。

 獲れたてのウニを割りたてでいただく。これ以上はありません。

とにかく濃厚な旨みが口いっぱい広がります。

当館は夏のシーズン中、生ウニをお出ししております。

ウニの頂点を味わってみてください。

 

 

 

 

 これが寺田さん特製の塩ウニです。

 レトロな雰囲気のパッケージが私は大好きです。

 お酒のあてに最適!私はアルコールが苦手なので、

 熱々のご飯といただいております。

 塩ウニがおいしくて、

 毎晩ご飯を多めに食べてしまっています。

 もうすぐ食欲の秋なので、良いとしましょう。

 

  

 

  

 

 

 

 

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