今回の「万助農園④」のブログは、
前後編の二部構成で書いております!
前編を読んでおられない方は、
是非、前編からお読みください。
では参りましょう!
エントリーナンバー5番はトマトです。
私が子供の頃、夏になると祖母がトマトのスライスに砂糖をまぶして、
おやつに出してくれたのを好んで食べていました。
トマトに砂糖をまぶした物(以下・トマ糖)は家族でも
祖母と私の二人しか食べませんでした。
トマ糖が世間では嫌がられるのを知ったのは中学生の頃、
皆から批判を浴びました。
それからトマ糖の事を恐る恐る話したのは、
デッチ(修行)に行っていた21歳の時、
その時は板長が「わかる!俺も好きや!
でもな、少数派やぞ。」と。
それから私はトマ糖を封印しました。
今年は雨がよく降るため、皮がひび割れ、
形が崩れたトマトが沢山出来ました。
そこでリベンジ!トマトをすり潰し、トマトのゼリーを作ってみました。
まずはスタッフのみんなで試食したところ、
「おいしい!」とのこと。
私は「よかった。」と言う気持ちではなく、
「やっぱりみんな好きなんや。(  ̄ー ̄)」と思いました。
そして次は常連様に味を見ていただいたのですが、
「おいしい。」とのお言葉!
さらに嬉しかったのが、その後にご予約をいただいたのですが、
トマトのゼリーのリクエストをいただきました!
うれしいかぎりです。
と、ほとんど思い出話ですが、
エントリーナンバー5番は、
たまには砂糖もいいじゃない! トマトです。
つづきまして、千両茄子です。
当館では、主に揚げ物のあしらいに登場!
大量に採れた時は、朝食の煮びたしなどでも登場します。
茄子は夏だけでなく、秋にも収穫できるのでうれしいですね。
私は焼き茄子が好きなのでよく食べます。
縦に薄く切り目を入れて、しっかり焼き、皮をむくのですが、
「茄子が熱い」という理由で焼いた茄子を水に落とし、
冷やしてから皮をむく方がおられます。
茄子のおいしいエキスが水の中に抜けてしまいますから、
熱くても水には落とさず皮をむいてください!
エントリーナンバー6番は、安売りしてても千両茄子です。
エントリーナンバー7番はカボチャです。
当館では、「えびす南京」と「坊っちゃんカボチャ」
の二種類作っており、
煮付けの付け合わせに焚いたり、ぬか漬けにしたり、
蒸して裏ごししてから味をつけ、百合根やエビを入れて丸めます。
それにあられを付けて揚げ、
あんをかけてお出ししたりしております。
というわけで………かぼちゃです。
最後を飾るのは「エゴマ」です。
シソ科の植物なだけにシソによく似ています。
エゴマを塩漬けにして、
おにぎりの海苔の換わりに使ってもおいしいですよ。
韓国では焼き肉に巻いたりして食されていますね。
当館では、エゴマを刻み、塩揉みをしてから、
ちりめんじゃことゴマを入れ、
フライパンで炒めて完成です。
朝食にお出しするのですが、今年はまだ収穫していないので、
お客様の前に出るのはもう少し後になりそうです。
エゴマだけを食べさせている豚をエゴマ豚というそうですが、
どのような物か食べてみたいです。
ですが、牛のような反芻動物がエゴマを大量に食べると、
毒性のはたらきをするそうです。
人にやさしく牛に厳しい エントリーナンバー8番はエゴマです。
以上が万助農園でできた夏野菜です。
これからも安心・安全な野菜と魚をお出ししたいと思っております。
今後はお肉もお出しいたします。
もちろん野菜や魚と同じ京丹後産です!
おいしいですよ!このブログで近々紹介したいと思います。