当館の前には、網野町最大の漁港「浅茂川漁港」があります。
ここは、漁師さんたちが生活する漁師町なのです。
当館の横に「覗き漁」をするおじさんがいます。
幸洋丸(こうようまる)の船本光男さんです。
以前のブログで少しお届けしたことがあります。
覗き漁の事を書いたブログ 「美味しいバトン」
普段は口数が少なく一見、無愛想に見えます。喋ると口調が強いです。
ですから初対面の人は「いつも怒っている」そんな印象をもたれると思います。
しかし親切なおじさんで、当館の水槽に使う網が破れたので、
調理場の前で適当に直していたら、「そんな事したらあけへん。かしてみ!」
と、網を持って帰り、数時間後に綺麗に直し「ほれ!」と一言。
さすがだなー、とお礼を言うと「おう!」と照れくさそうに帰っていきます。
そんなおじさんが漁師を引退しました。
私は料理を作りお客様に「美味しかったよ。ありがとう。」と、
とても嬉しいお言葉をいただきます。それは漁師さんがアワビ・サザエ・
アラメ・若芽・神馬草など、丹後の美味しい食材を命がけで捕ってきてくれるからです。
そんなおじさんの事を知っていただきたく紹介しました。
光男さん。長い間お疲れ様でした。ありがとう。



