秋になると里山や河川敷付近の
あちらこちらで自生のカラシ菜が芽吹きだします。
私はかってに「野良カラシ菜」と呼んでおります。
この野良カラシ菜は優れもので、少し成長しても
葉は柔らかく、青臭みもなく、旨味があるので、
お造りのあしらいに使ったりお漬物にしたりと重宝します。
そんな野良カラシ菜は春に黄色い花を咲かせ、
5月の中旬ごろに種を付け出します。
このカラシ菜の種を採取するのも大切な行事でございます。
そうです。粒マスタードを作ります。
採取の時期はまだ種が青い時が理想です。
乾燥し種が成熟してからだと採取の時に種がこぼれ、
その辺に種をばら撒いているだけ。。。と、なるからです。
このくらいの時期に大きな袋に入れて
成熟、乾燥させれば一粒も
こぼす事なく採取出来ます。
乾燥したのを見計らって
棒でパンパン叩いて種を鞘から落とします。
鞘の破片など不純物が混じってます。
先人の知恵から学び、風を使って
不純物を飛ばします。
海風がありがたい!!
不純物も取り除け綺麗になりました!!
ここまでできれば保存もできます。
仕込みましたらまた報告いたしますね~~!
丹後旅の宿 万助楼
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