一昨日、五月五日「こどもの日」でした。
京丹後市網野町では午前中こども神輿が町を歩きます!
私も小学生の頃は神輿を担いだり、太鼓をたたいたりしたのを、
思い出しました。
端午の節句は、男の子がたくましく育つようにと祝う日です!
当館でも玄関先に「菖蒲とよもぎ」を飾ったり、お料理には出世魚の鱸(スズキ)をお造りにしたり、鯛の昆布〆の「ちまき」にしたりとささやかではありますが、
習わしの通りいたしました。
今回は「ちまき」の巻き方をご紹介致します。
先ずお手元に軸の付いた笹を2枚と井草を水に漬けておいた物を一本用意します。
中身はお餅だったり米粉と水で練った物だったりと、様々な物がございます。
当館は「めでたい」と言う事で、鯛の昆布〆のお寿司にさせていただきました。
笹の葉を写真のように並べ、巻く食材を置きます。
軸側が細く葉先側が広くなるよう、巻いていきます。
葉先側を折り返し、折り返した外側左右を内に折ります。
井草を軸側で押さえ、軸側から葉先側に延ばし、先ほど折り返した部分を一周回したのち、
そのまま軸側へ軸側から延ばしている井草と一緒にグルグル軸側まで巻いていき、
軸側で片蝶々結びに止ます。
ちなみに「ちまき」は中国のとある事故がきっかけで、五月五日に作る習慣が、
日本に入ってきたそうです。今では笹の葉を使うのが一般的ですが、
本来「茅(ちがや)」と言う葉を使ったそうです。
又、今回ご紹介させていただいた巻き方は「関西式」でございます。
「関東式」は葉先も井草で巻き込みます。
これからも日本の行事を大切にしていきたいと思います。