さて、今日はお約束しておりました「カラスザンジョウ」の
事をお届けしたいと思います。
サンショウの名が付いているので木の芽を
連想されるかもしれませんが、違います!!
木に激しい棘があるのは同じです。
しかしこのカラスザンジョウは巨木になりますし、
大きく成長してくると激しい棘は枝だけに付き
幹の方はボコボコとした肌になります。
大きく成長するので高い所の新芽を取ろうと思うと
トゲトゲが刺さるので道具が必要になってきます。
しかーし。この植物は沿岸部の切り立った斜面に多く見られます。
なので斜面の下から伸びた枝が道淵からヒョイっと摘める場所があります!
この葉は特有の香りがありますので、当館では魚のダシを引くとき、
ショウガの代わりに使います。
じっくりダシを引いている途中で程よく香りがうつったら引き上げてます。
ダシが引けたら魚の身をほぐし桜鯛のお雑炊をお出ししておりました。
丹後のお魚と丹後の山菜の組み合わせ。
「ここに来たから味わえる」
そんなお料理をお出ししていきたいと思っております。
丹後旅の宿 万助楼
京都府京丹後市網野町浅茂川366
0772-72-0145
https://www.mansukero.com/