京都丹後・網野の竜宮城 丹後旅の宿 万助楼

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若大将ブログ!「丹後は魅力の玉手箱」

銘は上弦の月

2021.4.8 お料理 

京都府の最北端。丹後半島に位置する、
当館は京都市内から2時間半。
大阪からでも同じくらいはかかります。
近年はアクセスが良くなり三重県や岡山県、
愛知県、岐阜県。からもお越し頂く事が増えてきました。

長い旅路の後、宿へ到着致しましたら
まず、御茶請けとお茶でホッとひと息!!

その時のお菓子、御茶請けは手作りの求肥饅頭、
「まゆたま」をお出しいたしております。
丹後の餅粉で作る求肥の中は、黒豆の餡子を主に、
季節によって、サツマイモ、カボチャ、など
一つづ包んでおります。

そんなお菓子を作っておりますが、
最近、新たな和菓子を作りました。

銘は「上弦の月」

見た目は三笠を半分に折ったような形です。
このお菓子で苦戦したのは食感にあります。
この手のお菓子は「もっちり食感」。
または「ふんわり食感」。が特徴になる事が多いです。

そこで欲張りな私は「もちふわ食感」を出したいと、
連日焼きまくっておりました(笑)

ふんわり食感は気泡が沢山入るよう心がけ、
もっちり食感はグルテンの粘りを使います。
要するにその両方を兼ね備えました。

中に挟むのは、丹後の安納芋を
滑らかにし、じっくり炊いた
小倉あんと共に包んでおります。

ちなみに「上弦の月」と
名前をつけましたが、
月は新月から三日月、半月を経て満月となり、
徐々にかけ、半月となりまた新月となります。

同じ半月でも満月に向かう半月を上弦の月、
満月からかけていく半月を加減の月と呼びます。

まだ、満たない半月。徐々に満ちていく。
そんな気持ちを持ちつつ日々の成長に
専念していく宿でありたい。
そんな思いで半月型の菓子に名前を付けました。

まずは常連様や連泊様に
お出ししていこうと思っております。

もちふわ!そんな食感を楽しんでくださいませ。

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丹後旅の宿 万助楼
京都の最北端、京丹後市、網野町で
旅館を続けて100余年!
温泉とお料理でゆっくりと。
ホームページ
http://www.mansukero.com/

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