以前ブログでもお伝えしておりました、
「水無月祭」が7月30日に行われました!!
当館近くの日吉神社内にある水無月様を神輿に乗せ、
地元を歩き海に入る3時間の大巡行です。
面白いのがこのお祭り、地元の人たちは
「かわっそ祭」と呼びます。
この地域は目の前が海に面しております。
近くに漁港があり、そこへ流れ込む福田川があります。
その脇にある小さな丘を川裾山と呼び、
たたずむ祠は嶋児神社!
浦島太郎が祭ってあります
この地は河口すなわち下流。
その昔の遥か昔は上流から生活排水が
思いっきり流れ込んでおりました。
汚水、ゴミに混じった中には不浄の物、
穢れた物も流れたきたそうです。
それを払い清め、安全に生活が出来るよう。
魚が沢山獲れるようにと、7月30日には
御祓いの神様、水無月様を神輿に乗せ海に立てた祠を
三度回り神輿を持ち上げます!!!!!!
この日、地元民は海水浴はダメ!漁師も休み!
このルールは今も残っているんですよ!!!!!
その後、川裾山の横に神輿は一晩鎮座します。
川裾の行事なので、地域の人は
「川裾祭」→「かわっそ祭」と呼ぶわけです。
250年もの歴史があるんです!!!!!!
このお祭りは氏子の男衆が神輿連となり神輿を担ぎます。
その中で事前準備や神輿を囲み主軸となるのが数え年の42才!
即ち厄年でございます。実は私がその年代!しかも
その中の代表をさせて頂きました。
当館をぐるりと囲露店。目の前に鎮座する神輿。
代々この地で商売をさせて頂いている以上、
私がせねばならぬ!きっとご先祖も喜んでくれる!
そのように決心した次第でございます。
私の役目は神輿を先導する役目です。
大きな声で巡行の掛け声「ジョーサージャー!!」
と絶叫しながら神輿に指示を出していきます。
町内を2時間歩き海へ向かうのですが、
思ってもみなかった出来事が!!!
途中で声がカッスカスになってしまいました(笑)
それでも振り絞り怒鳴る如く声を振り絞りました!
海に到着しいよいよ海上渡御!
クライマックスでございます!!!
亀神輿!浦島太郎と乙姫様も(^^)
同年みんなで力を合わせ数か月前から
仕事終わりに集まり、話し合いに話し合いを
重ねて参りました。
子どもの頃、御神輿巡行をドキドキしながら
から見ていた事を思いだし、そこに子供の自分が
私を見ているようなそんな変な感覚にもなりました。
一生一度の軸となり、地元の歴史の一コマとなれた事に
喜びを噛みしめております。
その日の御宿泊は玉手箱弁当の
特別プランでご用意させて頂いておりましたので
仕事も早く終わり、屋上でゆっくり日が暮れ
花火が上がるのを眺めていました。
喉も天龍源一郎さんのようになりましたが
あと二日もすればハウンドドックの
歌が良い感じに歌えると思います(笑)
来年は一個の年代の巡行を横でサポートする番です!
是非このお祭りをご覧になって頂きたいです!!
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丹後旅の宿 万助楼
京都の最北端、京丹後市、網野町で
旅館を続けて100余年!
温泉とお料理でゆっくりと。
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