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若大将ブログ!「丹後は魅力の玉手箱」

板わかめ。

2009.4.28 日記 

 

今の季節、海岸線を散歩していると、
若布が干してあるのを目にします。(  ・ _ ・  )

春、若布の新芽が出る頃になると、
漁師さんが若布を狩り、水洗いをし、
1枚1枚竹で編んで板に並べて干します。

春のポカポカした陽気と、海からの爽やかな風が旨みだけを残し、
乾かしてくれるのです!(≧ω≦)b

若布を採ってきて洗って干すのですが、
これがまた、漁師さんによって味が違うのです!
どの若布を狩るかで味も違えば、仕上がりの硬さも違います。
水洗いでは、洗いすぎるとミネラルが流れ、美味しくなくなりますし、
洗い方が少ないと塩辛くなります。
天候も見極めて早く乾かさないと、味も色も悪くなります。
非常に難しいですね!
最近では、仕上げに大型の乾燥機に入れるそうです。

私は小学生の頃、隣に住む幼なじみと下校途中、
干してある若布を、こっそり剥し食べながら下校していました。(漁師さん、すみませんでした。)
若布が干してあるたびに食べていると、
「この家の若布は、うまにゃー!」(うまにゃー→美味しくない)
とか「うあー!かりゃー」(かりゃー→辛い)
と、子供ながらに、どの漁師さんが作る「板わかめ」が、
美味しいか選びながら下校した記憶があります。

パリッとしてお酒のあてに最高です!
ご家庭ですと、トースターで炙るとさらにパリパリになるので、
揉んで小さくし、それを熱々の白御飯の上に振り、
チョロッと醤油をかけて食べるのも美味しいです。(>▽<)b
朝食にお出ししているのですが、皆さんお好きなようです。

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