先日、御宿泊いただいたお客様から
メッセージを頂戴いたしましたのでご紹介いたします。
「食物アレルギーがあり、他の旅館では満足に食べられなかったり、
予約を断られたりと悲しい思いをしていましたが、
予約のときからとても丁寧な対応をしていただきました。
アレルギー食の個別対応は大変煩雑な為、
可能な範囲で対応いただければ有難いと思っていましたが、
身に余るほどの配慮をいただきました。
自炊でさえ除去食は単調になりがちですが、あれほど工夫をいただけるとは、
料理に対する造詣の深さと共に、アレルギーと食品に対する理解、
またお客様に対する本当に真摯な姿勢をお持ちなのだと、感動しました。
本当に旅館のみなさんに、お人柄のにじみ出るおもてなしをしていただきました。
ご迷惑をおかけしましたが、ありがとうございました。」
御宿泊していただいたお客様は卵と大豆のアレルギーがおありで、
醤油・味噌なども無論ダメでございます。
御到着された時、お献立の相談の際にお客様が、
「お刺身は大豆を使っていない醤油を持ってきたので、それでいただきます。」
とおっしゃられ、(自分の勉強不足です。)
そのお醤油を、お借りして調理させていただこうかと思いましたが、
一泊二日の旅行のため少量しかお持ちではございませんので、
お客様のお醤油は使わずに調理させていただきました。
塩分は塩のみ、甘味は砂糖と味醂での基本調理で、
「旨い不味いも塩加減」と言う言葉があるように、
塩分濃度の難しさを再確認いたしました。
そして、大豆不使用の醤油を用意して
おかなければならない事にも気付く事が出来ました。
お客様からメッセージを頂戴することがございますが、
今回は何故ご紹介したかと申しますと、
このように「私達、万助楼はお客様に育てていただいている」
事を痛感したからでございます。
行き届かない点もございますが、
精進して参りますので宜しくお願いいたします。

