京都丹後・網野の竜宮城 丹後旅の宿 万助楼

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若大将ブログ!「丹後は魅力の玉手箱」

限定の景色

2010.3.9 日記 

 

 

 

昭和5年に与謝野鉄幹と与謝野晶子夫妻がこの地を訪れ

当館前からの夕陽を見ながら書いた唄がございます。

 

 

 

 『外海のみさきをつなぐ中にあり
             五月の花の牡丹の入り日』
                       晶子

 

 

 

下の写真は、最近の写真ですが昭和初期と比べて、

堤防や灯台などが増え海が狭くなった印象を受けます。

ちなみに右側の大きい島が「福島」と言い乙姫様が祀ってあります。

近くに行くとゴツゴツした岩肌の上だけに木が茂っております。

どこから養分を吸い取っているのでしょう?

 

話がそれましたが、5月~6月には鉄幹夫妻が見た、

景色がご覧いただけます。

福島と海老須山の間の海へ落ちて行く夕陽は、

夏前だけの期間限定の美しさなのでございます。

 

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