今月2日に料理仲間に誘われ、伊根の舟屋で有名な
伊根町の漁師さんにアマダイ漁に連れて行って頂きました。
3月になったばかり、特に今年は寒波が多く押し寄せていたのもあり、
出向の朝6時はそこそこ冷たい空気がピンと張りつめておりました。
まぁ、3月ですし、これくらい着ていけば大丈夫だろう!と、
少し中に着込み長靴履いて船に乗り込みました。
春はあけぼの。白々と夜が明けていくのを見ながら漁場へ向かいました。
海の状況は決して穏やかとは言えないネチ(うねり?)があり
船は時折大きく傾きます。
そんな中ポイントに着くと延縄漁の仕掛けの開始です。
水深70mの場所へ7m間隔でハリが付いた一本900mの縄を、
途中でつなぎながら4本。餌はホタルイカでした。
ゆっくり船を進ませながら一定の間隔で順々に餌を付け、
海にポーイ!また海にポーイ!!
殆どの作業が手元を見ながら。。。しかも
大きく揺さぶられながら。。。。
立って遠くを眺めていた私も生あくびが。。。。
その頃にはすでにもっと着込むべきだった、、
ホッカイロ貼りまくって来るべきだった。と、
後悔していたころです。北からの風はほんとに厳しく
肌を抓られているようでした。
ポケットの中の手の間隔がなくなるほどです。
仕掛けがすべて投入されてから魚が食いつくまで待ちます。
夏なら魚も動き回るので20分位待てばいいそうですが、
冬場の動きが鈍いので40分待つとの事。とても長く感じましたが、
漁師さんは気を使ってくれ、もう少し早く巻き上げを
開始してくれたと思います。
我々の表情が悲痛過ぎたのかもしれません。。。
延縄の引き上げを開始していきますが、
魚は水深70mから上がってくるので水圧で内臓が飛び出したり
目が出たり、見た目に無残な事になりますが、
毛細血管が破れ、身に血がにじむのを避けるためです。
ゆっくり巻き上げていると、海の中から綺麗なアマダイが登場です!!
きれいな甘鯛に心も軽くなりました!
イトヨリなども針にかかりますが、甘鯛もそこそこ
水揚げできました。が、漁師さんは少ないほうです。とのこと。
ほんとに過酷は状況下で漁をしてくださる漁師さんの
事を知ることができ、気を引き締めて魚を扱っていかねばと思いました。
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丹後旅の宿 万助楼
京都の最北端、京丹後市、網野町で
旅館を続けて100余年!
温泉とお料理でゆっくりと。
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