京都丹後・網野の竜宮城 丹後旅の宿 万助楼

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若大将ブログ!「丹後は魅力の玉手箱」

地元のイベント「地酒ペアリング」が無事終了しました

2023.10.7 お料理, 日記 

近年少しづつ知られだしましたが、丹後北部地域には
酒蔵がなんと12蔵もあります。
一般的と言いましょうか、京都府は南部の伏見が有名です。
しかしながら京都府は南部も北部もお酒造りが盛んなわけであります。
日本酒の生産量が全国で2番目に多いのが京都府はです。
覚えてください(笑)

そしてそして、京都府北部の酒蔵12蔵の内、丹後には5蔵もあります。
人口密度でいうと丹後の酒蔵の多さすごいと思います(笑)

久美浜町は熊野酒造さんと木下酒造さん。
弥栄町は竹野酒造さんと吉岡酒造さん。
大宮町は白杉酒造さんです。
それぞれがそれぞれのカラーで作る日本酒は心躍ります。

この度のイベントでは
丹後の5蔵のお酒を各2銘柄10種と
丹後の異ジャンルの料理人6名でデザートまでの10品の
ペアリングイベントをいたしました。
「料理人」
・和のオーベルジュ まつつる 様
・旬菜鮮肴 ふかたべ 様
・麺倶楽亭 様
・tabel table 様
・cafe888 様
・KISSUIEN Stay&Food 様
・万助楼の私!

そして、アルコールがダメな方やお車の運転の方のために
ノンアルコールのティーペアリングもご用意!
(ティーペアリングは会場やお料理でもお世話になった
KISSUIEN様の稲岡さん。様々なお茶に焼きいも胡瓜、柑橘のワタ等を
駆使し、縦も横も奥行きも深いドリンクの数々でした)

ベントで担当したお酒、熊野酒造さんの「杜氏の独り言」
と合わせたお料理をご紹介したいと思います。

まずこのお酒はコシヒカリで作った純米吟醸酒。
ふくよかなコメの旨味が口全体に広がり、
丸みのある香りがこんもりと感じられたのち、
柔らかな酸がゆるりと切ってくれます。

そこに合わせたのは
コメの旨味のまろやかさの丸い印象
が、汲み上げ湯葉、まったりとした甘海老。
そして最後はすっきりする酢の物仕立て。
という方向で料理の構成を考えました。

隣町の弥栄町で有機栽培の大豆を
用いた豆腐作りをしている方に
豆乳を分けていただき、
汲み上げ湯葉を作り、白味噌、
胡麻ペースト、酢、醤油、砂糖などで調味し、
汲み上げ湯葉のソースを作り皿に敷きました。

甘エビは鮮度抜群の子持ちを仕入れます。お野菜は
粘り感、コリコリ感、さっくり感など食感も入れましょうね!
オクラ、糸瓜、コリンキー、つる菜、ユウスゲ、
ツルムラサキの花、ビーツをピックアップし、
湯がく物、生の物、塩揉みの物、
酢漬けの物、それぞれに調理し盛り付けました。
アクセントに赤紫蘇酢のジュレを滴々と落とします。

最後に、ダシの風味を効かせた淡い酢加減のダシ酢の
シートを作り全体に被せました!!

私の料理は五品目!
淡い酢加減のシートを崩しながら召し上がってください<m(__)m>

みんなで日本酒の選定から順番を決め温度はどうするか、どんな料理にするか
誰が担当するか、3か月の準備期間を経て当日を迎えました。

お昼の部20名夜の部30名
すべて満席、リピーター様率40%という
ありがたい状況に緊張は無論勿論。。。

心地よい緊張感と共にみんなで取り組むコースの楽しさ。
無事に終え、お客様のお喜びのお声を耳にするとホッといたします。
片付け終わってみんなで乾杯のビールは最高でした(笑)

めでたしめでたし。

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