京都丹後・網野の竜宮城 丹後旅の宿 万助楼

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若大将ブログ!「丹後は魅力の玉手箱」

生ハムのこと

2023.1.24 日記 

冬の時期ここ丹後半島の沿岸部は、海からの冷たい風が吹き付けます。
寒波となればそれはもう、えげつない風。。。。
エアコンは室外機が塩まみれで早く壊れていくありさま。。
しかし、その冷たい空っ風を利用して生ハム製造を行ってます。
豚肉ではなく丹後で捕れる猪で!3日かけてゆっくり塩をし、
後は北風にゆだねる。暖かい日は冷蔵庫に取り込み、
冬の風が吹けば軒に吊す。完全に自家消費の為に作り出した生ハムも
今年で3年目。今年は猟師さんから「ええの捕れたで!
来週潰すし持っていくわ!」と、電話がかかってくるほど(笑)
ありがたいです。

ある程度乾燥し、水分が抜けたら今年は肉が露出している所に
ラードを塗って保湿しようと思います(スニャトゥーラという工程)。

北風に吹き付けられ表面が乾きだした4日ほどたったある日のことです。
ある朝日課の肉を眺めに行ってみると、、、あれ?一本無い。
誰かが冷蔵庫に入れたか?いや、私以外に触る人は居ない。
野良猫2匹いるのは知ってます。
ですが、2メートル以上高い所に吊るしてあるから猫は飛び付かない。
不思議だ。誰か捕ったか?いや、生肉泥棒なんて聞いたこと無い。。
ましてや猪のモモ肉。そして片方は残っている。
やはり誰かが冷蔵庫に入れたのか?疑問で頭がいっぱいでした。
調理場に戻ろうと180度回り3歩進んだ右済みに。。。

嘘でしょ。。。

聞いてみると昨日の夕方、父が軒下にからのポイタンクを積んだそうです。
夜にガタガタ音がしていて早朝に行ってみるとポリタンクが散らばっていたと。。
風がないのに崩れるなんておかしい。
と、回収し、別の場所に移したそうなんですがね。。
そういうことなんですよね。。猫は肉に対する執着が強いと聞いたことありました。
その証拠に猛獣はほとんどが猫科です。わかります。
生肉ですもん。野良猫ですもん。私が野良猫、いや、飼い猫でも狙うでしょう。
残りの一本は丹精込めてスニャトゥーラしたいと思います。

 

もう、捕らないでね。。

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丹後旅の宿 万助楼
京都の最北端、京丹後市、網野町で
旅館を続けて100余年!
温泉とお料理でゆっくりと。
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